【終活の基本】終活では何をする?10の準備リストで安心
終活はなぜ必要?何をするの?
最近、「終活(しゅうかつ)」という言葉をよく耳にしませんか?
終活とは、自分の人生の終わりに向けて、あらかじめ準備をしておくことをいいます。
ですが、「終活って、実際に何をすればいいの?」「どこから手をつけたらいいの?」と悩む人も多いでしょう。
このページでは、終活でやるべきことを10個にしぼって、わかりやすく解説します。
すべて一気にやる必要はありません。少しずつ始めれば大丈夫です。
終活は「自分のため」であり、「家族のため」にもなる大切な準備です。
1. 終活 何をする?基本的な考え方
終活とは、「人生の最後に向けた準備」をすることです。
自分が亡くなったあと、家族が困らないようにいろいろなことを整理しておきます。
● 終活の目的は主に以下の3つです。
-
自分の希望をきちんと伝えるため
-
家族が悩まずにすむようにするため
-
安心して老後を過ごすため
たとえば、「自分の通帳がどこにあるのか」や、「どんな治療を受けたいか」、「どこにお墓を作ってほしいか」などを決めておくことで、家族が迷わずに動けます。
また、自分自身も「これで安心だ」と心にゆとりが生まれます。
終活は決して「死ぬ準備」だけではなく、「今をどう生きるか」を考えるきっかけにもなります。
2. 終活 何をする?やることリスト10選
ここでは、実際に終活で取り組むべき内容を10個のリストにしてご紹介します。
① エンディングノートの作成
-
自分の希望や情報を自由に書けるノート
-
家族への手紙や伝えたいことを記入
-
医療・介護の希望、財産、連絡先なども記載
法的な効力はありませんが、家族があなたの思いを知るための大切な道具です。
② 財産の棚卸しと整理
-
銀行口座、不動産、保険、証券などの一覧を作成
-
借金やローンなどの負債も整理
-
定期的に見直して更新することが大切
これにより、相続の手続きがスムーズになります。
③ 遺言書の作成
-
財産の分け方をはっきり書いた文書
-
家庭裁判所での争いを避ける手段になる
-
公正証書遺言がおすすめ(法的に確実)
エンディングノートと違い、遺言書には法的効力があります。
④ 身辺整理と断捨離
-
着なくなった服や使わない物を処分
-
写真や手紙、大切な思い出を整理
-
何が必要で何が不要かを自分で選ぶ
心も部屋もスッキリします。家族への負担も減ります。
⑤ 葬儀やお墓の希望を決める
-
自分が望む葬儀の形式(家族葬・直葬など)を明記
-
お墓の種類や場所、宗教形式の希望を記載
-
生前契約できる葬儀社も多い
事前に決めておくと、家族が困りません。
⑥ 医療や介護の希望を書き残す
-
延命治療を希望するかどうか
-
介護施設に入るか自宅で介護を受けたいか
-
事前指示書(リビングウィル)を活用する方法も
万が一、自分で判断できなくなったときのために備えます。
⑦ デジタル遺品の整理
-
SNS、メール、ネット銀行などの情報整理
-
IDやパスワード、削除してほしい情報の指定
-
遺族が困らないようまとめておく
近年特に重要な項目です。
⑧ 老後の住まいを見直す
-
現在の家に住み続けるかどうか検討
-
バリアフリー化や介護付き住宅への転居も選択肢
-
定期的に点検や修繕をしておく
老後の安心な暮らしに直結します。
⑨ 友人・知人リストの作成
-
葬儀や報告連絡のための住所録作成
-
長年の交友関係を振り返る機会にもなる
-
お礼やお別れの手紙を用意しても良い
人間関係の整理も大切な終活です。
⑩ ペットの世話の引き継ぎ
-
飼っているペットの情報や好みを記録
-
世話をお願いしたい人と事前に相談
-
ペット信託や遺言で支援を残す方法もある
自分がいなくなった後の「家族」を守る準備です。
3. 終活 何をする?始めるタイミングと進め方
終活を始めるベストタイミングに「早すぎる」はありません。
実際に多くの方が以下のような時期に始めています。
-
定年退職後に時間の余裕ができたとき
-
家族や自分が病気やケガをしたとき
-
子どもが独立して生活が落ち着いたとき
始めるポイントは、「元気なうちに」です。
判断力がある今だからこそ、しっかりと準備ができます。
● 進め方のコツ
-
まずはエンディングノートを1ページだけでも書いてみる
-
ひとつひとつ焦らずに取り組む
-
家族や信頼できる人に相談しながら進める
無理なく自分のペースで進めることが大切です。
4. 終活 何をする?家族との話し合いの重要性
終活は、ひとりで進めるだけでなく、「家族との共有」が大きなポイントです。
自分の意思や希望を家族が知らないと、準備しても意味がなくなってしまいます。
● 話し合うときのコツ
-
「迷惑をかけたくない」という気持ちを素直に伝える
-
暗い話ではなく、「安心の準備」として前向きに話す
-
エンディングノートを見せながら共有する
家族と話すことで、心の距離が縮まり、終活がよりスムーズに進みます。
5. 終活 何をする?専門家への相談と支援活用
終活に関する悩みは、専門家に相談することで安心できます。
● 相談できる主な専門家
-
行政書士(遺言や財産整理)
-
終活アドバイザー(全般的なサポート)
-
葬儀会社(事前相談や契約)
-
自治体の福祉窓口(支援制度や相談窓口)
最近は、無料で相談できる「終活セミナー」も各地で開催されています。
無理せず、一人で抱えこまずに、プロの力を借りるのも大切です。
まとめ:終活は「安心」をつくる人生の整理
終活は、決して「ネガティブな準備」ではありません。
むしろ、「これからをどう生きるか」「家族に何を残すか」を前向きに考える作業です。
-
自分の想いを形にする
-
家族の負担を減らす
-
安心して今を生きる
できることからでかまいません。
一歩踏み出して、あなたの終活を始めてみましょう。